研究課題/領域番号 |
17K00962
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
宮内 卓也 東京学芸大学, 次世代教育研究センター, 准教授 (60791663)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | モデル化 / 理科 / 中学校 / 実験計画 / 燃焼 / イオン / ダニエル電池 / 教員養成 / 教育実習 |
研究成果の概要 |
中学生を対象とした「燃焼」の教材を開発した。生徒は「モデル構築の基本項目」を用いることで実験計画を記述できること、活動を繰り返すことで記述が向上することが明らかになった。また、教員志望の学生を対象とした「だ液のはたらき」の教材を実践した。学生は「モデル構築の基本項目」を用いることで、実験方法を計画する意義や指導の視点を持つことが明らかになった。 「化学変化と電池」の単元の構想と試行的な実践については、金属のイオンへのなりやすさの探究から電池の仕組みの検討に至る単元を構想し、「モデル構築の基本項目」を用いて実験計画を行う可能性が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
実験計画の定型化に取り組む点が特色の一つである。中学校では実験結果を考察する活動に比べて、実験を計画する活動が十分ではない。実験計画の具体的な型を示すことで、思考し表現することが容易になる。こうした指導を通して、課題解決のための汎用的な資質・能力の育成が期待される。また、学生を含めた若い指導者は具体的な型を意識することによって、指導法及び評価法についての視点を明確にすることができる。指導と評価の改善に寄与することが期待される。
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