研究課題/領域番号 |
17K00963
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 大妻女子大学 (2019) 東京学芸大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
下井倉 ともみ 大妻女子大学, 社会情報学部, 准教授 (30569760)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 教員養成 / 理科教育 / 小学校理科 |
研究成果の概要 |
我々の実施した全国15大学の教育学部所属の学生への調査によれば、小学校教員志望の学生は、「理科を理解するための科学的思考力が身についていない」、「理科の学習項目を教える自信をもてない」という問題を抱えている。このような学生が将来、児童に正しい指導ができるとは考えにくい。本研究では、小学校理科の学習項目の内容についてその科学現象の本質的な理解と科学的に考える力を身につけさせ、児童に深い学びの指導が出来る小学校教員の養成を目指す。学生に理科指導の力量をつけさせるための学習プログラムを開発した。①講義、②実習、③授業考案を取り入れたプログラムを複数のテーマで構築し、その評価を行い有効性を確かめた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
理科の内容に本質的な理解をもち、その指導に自信をもつ教員を養成しなければ、彼らが将来教える児童に大変な悪影響を及ぼすことはいうまでもない。これからの学校教育では、児童に確かな学力を身につけさせ、深い学びが実現できる教員の資質能力が求められている。正しい知識と科学的思考力を身につけた小学校教員の養成のために、的確な学習プログラムの構築が早急に望まれる。
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