研究課題/領域番号 |
17K00980
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
土田 理 鹿児島大学, 法文教育学域教育学系, 教授 (10217325)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 科学教育 / 問いの生成 / 火山 / 気象 / 火山噴火 / 気象現象 / 初中等教育(算数・数学,理科,情報) / 初中等教育(算数・数学,理科,情報) / 教育学 / 初中等教育 / 理科教育 |
研究成果の概要 |
本研究は,火山・気象現象に関する科学的な問いの生成を促す理科教材・指導法の探究を目的としている。 そして次の点が成果としてあげられる。(1)理科検定教科書による気象や火山活動についての問いの生成キーワードの抽出と分析,(2)「科学的な問い」とクリティカルシンキングの関連性を調べる試行授業の実施と分析,(3)児童の自然現象に関する認識とその変化の分析,(4)火山・気象現象に関する科学的な問いの生成を促す理科教材・指導法に関する提言
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
得られた成果から,現在予報がある程度可能となっている気象現象と予測が困難である火山・地震などを,地殻内外で生じている自然現象として統一的に考えるためには,論証における論拠に科学的な問いの生成が関係していること,児童に把握する機会を授業の中で,学年段階に応じて提供することが重要であることが提言され,今後の小学校理科教材研究への方向性を示したことに社会的意義がある。
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