研究課題/領域番号 |
17K00984
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 東京学芸大学 (2019) 帝京大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
三石 初雄 東京学芸大学, 次世代教育研究センター, 名誉教授 (10157547)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 環境教育 / 授業研究 / 生活科 / 総合的な学習の時間 / 授業プログラム開発 / 教材開発 / イリオモテヤマネコ / 理科・科学教育 / 授業プランの作成 / 日韓比較研究 / 教科書比較 / 自然・環境学習 / ヤマネコ / 環境保全 / 初等学校 / 科学教育 / 生活科教育 / 国際比較研究 / 韓国 / 教育課程 / 義務教育段階 / 理科教育 / 国際比較 |
研究成果の概要 |
1.韓国における生活科教科書の大幅変更の実際に焦点を当て,韓国の生活科教科書を入手し、その典型的変更部分の特徴、変更の趣旨を検討/考察した。2.韓国と日本(西表島)に生息するヤマネコ(絶滅危惧種)の生態・形態等に関する認識とヤマネコの保全に関する環境教育実践を比較し、「ヤマネコ学習」プログラムを試作するとともに、試作プログラムを教員研修で報告・検討し、実際に授業研究を実施した。3.韓国との比較研究としての韓国の教員との研究交流は予定どおりには行えなかったが、韓国の全国教員研修院の研修や現地教職員等との研究協議と生活科と総合的な学習形態の授業研究に関しての意見交換と情報交換を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
1.イリオモテヤマネコを含む西表島の自然環境は、世界自然遺産の推薦候補地であり、イリオモテヤマネコに関わる環境教育並びにESDsに関わる学習プログラムが求められている。本研究は、その学習プログラムの試作品であるとともに、教材開発の手引きになるものである。 2.授業研究は当該の教師と学校等が主体的に行われることが重要であるというコンセプトから、本学習プログラムは、当該の教師と学校を支援するためのシステムと素材を提供するというスタンスに立つことの重要性を提案した。3.生活科並びに総合的学習の優れた実践が、西表島でも行われていることを発信することができた。
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