研究課題/領域番号 |
17K00996
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 公立小松大学 (2018-2020) 富山高等専門学校 (2017) |
研究代表者 |
八賀 正司 公立小松大学, 保健医療学部, 教授 (80123305)
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研究分担者 |
中山 謙二 小松短期大学, その他部局等, 教授 (00207945)
秋口 俊輔 富山高等専門学校, その他部局等, 准教授 (50462130)
経田 僚昭 富山高等専門学校, その他部局等, 准教授 (50579729)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 臨床工学士 / 体験型実習装置 / 生体情報 / 教育実践 / 生体情報計測 / 生体計測 / 臨床工学 / 科学教育 / 工学教育 |
研究成果の概要 |
医療現場での医療機器をまねた教育システムを作成し、医療に工学技術を融合した生体情報計測の体験型教育実習装置(心電図・脈拍計・超音波エコー診断装置)を開発し、教育実践を行い装置の改良を行った。教育実践後に学生アンケート調査を行い、教育効果の分析と確認を行った。本装置が有効かどうかの数値化、計測原理の理解が深まったかの数値化を行った。心電図計測では、深呼吸や手を強く握るなどの動作で心電図にドリフトノイズや筋電図ノイズが加わることなどを実体験させ、超音波エコーの実習では、モデル内の臓器の厚さをエコー信号から求め、超音波の駆動周波数の大きさによる減衰の違いや指向性の違いを確認させることが出来た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
コロナ禍、臨床工学士の教育に求められることは、多種多様化する医療技術に対して、医療現場で役に立つ臨床工学士の養成であり、多方面で活躍できる実践的な教育が必要である。 本研究では現場での医療機器をまねた教育システムを作成し、医療に工学技術を融合した生体情報計測の体験型教育実習装置の開発・改良を行った。生体情報として心電図・筋電図・脈拍計・超音波エコー診断装置を取り入れた。本研究により、測定原理を理解し、作業を模擬体験し、繰り返し練習することができ、臨床での測定誤差を再現でき、測定値に与える影響も理解させることができた。 本研究の結果が他大学の学生にも波及すればその学術的意義は大きい。
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