研究課題/領域番号 |
17K00999
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 福井工業高等専門学校 |
研究代表者 |
亀山 建太郎 福井工業高等専門学校, 機械工学科, 准教授 (60450136)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 社会実装教育 / ロボットリテラシー / 農業用ロボティクス / 科学教育カリキュラム / 農工連携 / 科学教育 / 教育工学 |
研究成果の概要 |
研究目的は,「現場と工学の知識を併せ持ち,ロボット利活用を推進する」人材像と,現行教育手法のギャップを埋める人材育成手法の構築である. 提案手法は,屋内で模擬的なロボット運用試験を実施し,問題解決方法をメカ/ソフトに分けて提案したのち複合的解決方法を提案する,分析的思考の育成を狙ったものである.また,現場状況を考慮した開発ができる人材の育成を狙った,ロボット運用試験と改良を伴うカリキュラムも提案している. さらに,「現場を考慮した開発能力の育成には有効だが,ロボット利用範囲拡大能力の育成効果は低い」という評価に基づき,受講者に農学系学生を想定した,アイデア実装の容易な実習用ロボットを製作した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「社会で求められるロボット利活用人材像」と,従来学校教育で行われてきた「ものづくりを主眼としたロボット教育」のギャップを埋める教育方法を提案した. また,「ロボット開発エンジニア」に対する人材像である「現場とエンジニアリングの知識を併せ持ち,ロボットを活用する人材」の育成手法の評価結果から,「ロボットの利用例を増やす人材」の必要性という観点を示し,ロボット利活用人材育成手法の在り方を提案した.
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