研究課題/領域番号 |
17K01001
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 大阪公立大学工業高等専門学校 |
研究代表者 |
北野 健一 大阪公立大学工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (20234263)
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研究分担者 |
鯵坂 誠之 大阪公立大学工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (60634491)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ティーチング・ポートフォリオ / アカデミック・ポートフォリオ / ファカルティ・ディベロップメント / 高等専門学校 / ワークショップ / メンター / メンティー / メンタリング / 工学教育 / ポートフォリオ / FD / 高専 |
研究成果の概要 |
6年でのべ34回のワークショップを開催し、ポートフォリオの作成者や導入機関を増やすことに成功した。今回、研究期間中にコロナ禍になったため、それまでの対面式ワークショップをオンラインに変更して開催できないか検討し、ティーチング・ポートフォリオ作成オンラインワークショップを日本で初めて開催することに成功した。 また、オンラインでもそれまでの対面式ワークショップと同程度の効果が得られることをアンケートから検証した。 さらに、ティーチング・ポートフォリオが初等中等教育を担う教員に対する研修になり得るか検討し、ティーチング・ポートフォリオ・チャートが研修として最も可能性が高いことがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学校現場では、教員の年齢層に大きな偏りがあることが前々から指摘されてきた。小中高では、1980年頃に採用された教員が多いが、今その年齢層の教員が定年退職を迎えており、若い教員が多く採用されている。そのため、かつてのようなベテラン教員から若手教員への知識・技能の伝承が必ずしもうまく図られていない状況にある。今回の成果の一部は「メンター方式の研修の先進的事例」であり、このポートフォリオ・システムを全国の学校で取り入れることにより、日本の教育力を格段に向上させる可能性がある。
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