研究課題/領域番号 |
17K01007
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
|
研究機関 | 香川高等専門学校 |
研究代表者 |
天造 秀樹 香川高等専門学校, 電子システム工学科, 准教授 (90353333)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 放射線教育 / 模擬サーベイメータ / 放射線防護教育 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、画像処理技術と遮蔽効果を考慮した点減衰近似式を用いることで放射線の遮蔽計算の時間の短縮を行うことで、学習者が集中力を損なうことなく放射線の遮蔽方法を学習できる、放射線遮蔽教育教材の開発を目的とした。 本教材は、模擬放射線検出器、仮想放射線源、複数の放射線遮蔽教材で構成される。本教材を用いることにより、学習者は模擬放射線検出器を用いて放射線の遮蔽方法を学習できるため、放射線の遮蔽方法、放射線検出器を用いた放射線の測定方法を学習できると考えられる。また、マイコンを用いて仮想放射線源を作成することで、より直感的に理解できる教材への改良を行った。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
放射線源を必要とせず、模擬サーベイメータ―を使って、実物の遮蔽ブロックを任意の位置に配置したり、その周辺をサーベイしたりする動作により試行しながら放射線遮蔽を直感的に学習できることが独創的な点である。 本教育ツールは、実物の放射線源を用いることなく、放射線検出器の使用方法を実際の使用環境に近い形で学習することが可能である。そのため、高価な実験器具を準備したり、線源の管理をする必要がなくなったりすることで、小中学校の教員にとって扱いやすい放射線遮蔽教育手法を提案できるようになった。
|