研究課題/領域番号 |
17K01016
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
日比野 拓 埼玉大学, 教育学部, 准教授 (60513835)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 高等学校生物基礎 / 教材開発 / 3Dプリンター / 免疫 / 生物教育 / 食作用 / 高等学校生物基礎・生物 / 教材実践 / 免疫学 / 免疫システム / 貪食作用 / 棘皮動物 |
研究成果の概要 |
本研究は、高等学校「生物基礎」の免疫の内容と社会とをつなぎ、免疫のしくみを理解させる教材を開発し、高等学校現場へ普及させることを目的として行った。ワクチン、アレルギー、血清療法などを学習する免疫カードゲーム教材を開発し、大学と高校での試行により教材の有効性を得た。次に、食作用の瞬間を観察するために、タコノマクラ胚が適していることを明らかにし、かつアミノ変性シリコーンオイルで食作用効率を上昇させられることが分かった。これらの発見を学会ニュースや海外学術雑誌で紹介した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
免疫学研究とその科学的知見に基づく医療の進歩は日進月歩であるが、高等学校生物・生物基礎の教科書は、改訂のたびに免疫学の先端領域を盛り込んでいる。その一方で、最新の学術的知見をわかりやすく理解させ、かつ免疫の知識と社会とを関連付けて学習するための取り組みや教材は、ほとんど見られないのが現状である。この現状を改善するための、本研究における免疫教材の開発は、社会的あるいは教育的な意義が大きい。
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