研究課題/領域番号 |
17K01021
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
平島 由美子 横浜国立大学, 教育学部, 教授 (60242377)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 教員養成 / 電気回路学習 / 素朴概念 / 理科授業改善 / 実験パッケージ / 電流 / 電圧 / 電気回路 / 理科授業 / 電気学習 / 理科教育 |
研究成果の概要 |
小学校第4学年で学ぶ単純回路の電流や乾電池の直列つなぎ・並列つなぎ、中学校第2学年で学ぶ直列回路・並列回路の電圧や電流およびオームの法則に関して、学習者の理解状況や保有する素朴概念を質問紙やインタビューで調査し、学習者が強固に保持する複数の誤概念を把握できた。調査結果を踏まえ、学習者の既有知識(誤概念)と授業で学ぶ新しい知識(科学的概念)の優劣が明確になる実験パッケージ(電流、電位差、オームの法則)を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本課題では、電気回路に関して未だに誤概念を保有している教員養成系学部生の意見を参考にして、児童生徒の理解を促す電気学習の授業を検討した。指導が難しく理科嫌いの一因ともいわれる電気学習の授業改善を目指すだけでなく、自分自身も電気学習に苦手意識を持つ教員養成系学部生の理科指導力の向上も目指す点が新しいと考える。素朴概念調査結果を踏まえて考案した実験パッケージは、今後、教員研修や教員採用内定者対象の講座で紹介することで学校の理科教育にも寄与できるのではないかと考える。
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