研究課題/領域番号 |
17K01033
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
此松 昌彦 和歌山大学, 教育学部, 教授 (50314547)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 防災教育 / 風水害 / 陰陽図 / 集水域 / 土砂災害 / 仮想空間教材 / 立体模型 / 和歌山県 / 小学校 / 中学校 / 自然災害 |
研究成果の概要 |
最近は集中豪雨型の大雨が多くなり、河川の氾濫や土砂災害が増加している。研究中に小中学校の新指導要領改定が発表され、理科において風水害に関する記述が多くなり、防災教育における災害を意識していることが明らかにした。さらに、中山間地域のために土砂災害のメカニズムを学ぶために、地盤への雨水の染み込みを学ぶ実験装置やあまり理科の教科書では記載の少ない地形をわかりやすく学べる陰陽図という表現手法を用いた教材を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
最近は地球温暖化の影響で集中豪雨による河川の氾濫や土砂災害が増加しているため、学校教育において災害のメカニズムを学ぶ理科の重要性は増している。しかし新教科書では人口の多い広い河川下流部の記述が多い中で、本研究のような中山間地域のような狭い場所での土砂災害や河川氾濫について意識を高めるために、立体的に認識できる地形から集水域や雨水の染み込みをイメージできる教材、授業プログラムを開発することの意義が高い研究である。
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