研究課題/領域番号 |
17K01036
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
大月 美佳 佐賀大学, 理工学部, 講師 (20315138)
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研究分担者 |
掛下 哲郎 佐賀大学, 理工学部, 准教授 (10214272)
村田 美友紀 熊本高等専門学校, 拠点化プロジェクト系情報セキュリティグループ, 准教授 (50290838)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 科学教育 / ソフトウェア技術者教育 / コンピュータ支援教育 / ラーニングアナリスティクス / プログラミング教育 / 産業・技術教育 / ラーニングアナリティクス |
研究成果の概要 |
本研究では,研究代表者らが研究開発を進めてきた教育支援ツールの成果を統合し,様々なプロセスにおける学習者の学習データ等を収集・分析および学習者が作成した成果物の自動チェックを行う仕組みを,包括的なソフトウェア開発技術者教育支援システムとして構築する.また,構築したシステムで実際の授業の学習データを収集・分析することにより,学習者の達成度評価や様々な教育上の工夫に対する定量的な効果測定を行い,結果を学習者にフィードバックして教育効果の改善を図った.これらの成果は,学会論文誌や審査制度のある国際学会等で研究発表した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果によって,IT技術者を目指す学生や現役IT技術者を対象とする系統的な教育・訓練が可能になることが期待される.座学による教育はMOOC(オンライン教育)によっても実現できるが,実践的な演習を行うことが,高度なIT技術者を育成するには不可欠である.本システムを活用することで,演習指導者や受講者に,教育上有益な様々な情報も提供できる.本システムを活用して収集した学習データは,教育上の様々な工夫の適用効果を定量的に評価する上で重要である.学習データを分析することで学習者の能力も評価できる.その評価結果は,研究分担者(掛下)らが推進している研究においても重要なエビデンスとなっている.
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