研究課題/領域番号 |
17K01037
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
渡邉 重義 熊本大学, 大学院教育学研究科, 教授 (00230962)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | カリキュラム・マネジメント / カリキュラム・デザイン / 問題解決の文脈 / 教材配列 / 知識・技能・考え方の活用 / モデルの考案と表現 / 授業分析 / 単元構造 / 問題解決 / 活用 / モデル化 / 探究 / カリキュラム・マップ / 科学的な思考力 / 授業実践 / 学習のつながり / 知識の活用 / 教師の応答 / 表現方法と用語 / 科学教育 / 理科学習 |
研究成果の概要 |
カリキュラム・マネジメントは、教育の質の向上や学習の効果の最大化を目指すための現代でき課題である。本研究は、理科におけるカリキュラム・マネジメントの指針と方策を明らかにするために小・中学校の授業実践の分析を行った。その結果、①単元計画と授業展開の構造、②教材配列、③知識・技能・考え方の活用、④モデルの考案(作成)と表現等のカリキュラム・デザインに関する観点を抽出することができた。また、①や③の観点を反映させた単元計画と授業実践を行い、その効果を検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、授業実践の分析に基づき、理科のカリキュラム・マネジメントに関連する観点を抽出したため、その成果はカリキュラムと授業実践をつなぐ知見になる。問題解決や探究の文脈が単元の展開に明瞭に反映されることが学びの目的や学び方の理解を導くこと、「活用」の具体化が学びの繰り返しや関連付けをより有効にすること、モデルの考案・作成とそれを用いた表現がカリキュラム・デザインの鍵にすること等の方策は、地域・学校・教員レベルでのカリキュラム・マネジメントの指標となり、新たな実践研究に発展することが期待される。
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