研究課題/領域番号 |
17K01041
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 北翔大学 |
研究代表者 |
横山 光 北翔大学, 教育文化学部, 教授 (70733707)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 火山防災教育 / ジオパーク / 火山実験 / フィールド実験 / 野外観察プログラム / 普及活動 / 野外ガイドプログラム / フィールド火山実験 / 主体的、対話的で深い学び / 教育旅行 / 減災教育 / 火山系ジオパーク / 野外実験キット / 子ども向けイベント / 観察・実験 / 火山ツアーガイド / 理科教育 / 防災イベント / キッチン火山実験 / 科学教育 / 科学コミュニケーション |
研究成果の概要 |
本研究は、ジオパークが中心となって進める火山防災教育プログラムを開発し、実践、検証を行い、全国的な火山防災活動の充実に寄与することを目的としている。研究では、主に以下の2点について開発、実践、検証を行った。 (1)火山実験教材の開発と普及活動:「融雪型火山泥流実験」「パホイホイ溶岩実験」「噴火形態比較ゲーム」などを開発し、海外を含む活火山のある地域での子どもや親子向けイベントなどで普及活動を行った。 (2)野外観察プログラムの開発と普及活動:「参加者が主体的に学びを深めるガイドプログラム」「火山への理解を深めるフィールド実験プログラム」を主に洞爺湖有珠山ユネスコ世界ジオパークにて実践・検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自然災害の中でも火山災害は正しい理解によって確実に減らすことのできる災害である。本研究で開発した火山実験は噴火に伴う諸現象を安全にわかりやすく理解することのできる優れた教材であり、誰でも手軽に行うことができるものである。また、野外に残されている噴火遺構の観察から過去に何が起きたのか、これから何が起こりうるのかを「自ら発見・考察する」ことは、火山災害についての理解を深める。本研究で開発したプログラムは専門的な知識を持った案内者がいなくても、観察者が「自ら発見する」ことのできる点で、プログラムの普及に期待できる。
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