研究課題/領域番号 |
17K01044
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 東都大学 |
研究代表者 |
勝部 憲一 東都大学, 幕張ヒューマンケア学部, 教授 (20233760)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | がん看護 / 医学教育 / 看護教育 / 科学教育 / がん医療 / 看護学教育 / 先進医療 / 看護学科 / 理学療法学科 / がんサバイバー / がんの病態 / がんの治療 / がんに関する学生教育 / 抗体医薬 / 分子標的薬 / 高校学習指導要領 / スプートニクショック / がん治療 / 看護学 / 医学 / 基礎科学教育 / 高大接続教育 / 看護師 |
研究成果の概要 |
総合的に考察すると、まず看護学生のがん治療に関しての教育について在学中からさらに高いレベルに引き上げていく必要がある。現状では受診する可能性がある一般市民に十分な説明を看護師がおこなうことは難しく、また治療の進行状況を理解するのも難しいと考えられる。がん治療に関しては、その基礎となる遺伝学や細胞生物学の理解、近年の抗がん剤で使用頻度が高い分子標的薬に関しては薬理学や免疫学の理解が欠かせない。看護師に限らず医療職一般にがんに関する理解を高めていく必要がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
看護学生のがん治療に関しての教育について在学中からさらに高いレベルに引き上げていく必要がある。現状では受診する可能性がある一般市民に十分な説明を看護師がおこなうことは難しく、また治療の進行状況を理解するのも難しいと考えられる。がん治療に関しては、その基礎となる遺伝学や細胞生物学の理解の理解が欠かせない。次回のカリキュラム改訂時には特に重視して改善すべきである。国家試験でも看護師ではがん医療に関する問題は、20年以上前の状況で現状を反映していない。少なくとも新しい抗がん剤のメカニズムを問うたり、がん患者のケアに関する問題点を問うたりするなど、現場で働くのに必要な知識や理解を確認すべきである。
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