研究課題/領域番号 |
17K01048
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 川村学園女子大学 (2018-2019) 日本女子大学 (2017) |
研究代表者 |
加藤 美由紀 川村学園女子大学, 教育学部, 准教授 (70706829)
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研究分担者 |
倉本 宣 明治大学, 農学部, 専任教授 (60287886)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 生物多様性保全 / 都市の自然 / 小学校 / 中学校 / 普及教育活動 / 理科 / 生活科 / オーストラリア / 生物多様性 / 教科書 / 植物図鑑 / 外来植物 / イギリス / 科学教育 / 環境教育 |
研究成果の概要 |
生物多様性保全の学習内容を調査した結果、①日本の小学校理科教科書には、生物多様性保全の用語は見られないが、種の多様性を中心とした生物多様性の概念と、身近な自然の中での生物多様性保全の事例が示されていた。②豪州ビクトリア州の小学校では、校内の湿地を生かした生物の観察と表現活動を通して、生物多様保全を身の回りの問題として捉える学習が行われていた。①②と身の回りの植生調査結果を踏まえ,小学校低学年までの紙芝居とパンフレット等による表現活動、中学年の植物の写真図鑑作製、中学校の植生調査導入について検討し、逸出した外国産の植物を用いた接続性ある教材を提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
子どもたちの身の回りの環境問題の中で、外来植物についての認識は高くなく、生物多様性保全についての学びは、小学校低学年には難しいと考えられていた。本研究では、身の回りの植生調査をもとに、地域の自然に分布を広げる外国産の園芸植物を題材とした紙芝居や子ども向けのパンフレットによる普及教育活動を行い,低学年児童に対する学びの可能性を示した。また、観察の目を養う植物図鑑の作製,中学校理科での方形枠を用いた植生調査の導入を検討し、外来植物を身の回りの生物多様性保全の問題として継続して考えていく教材を開発した。
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