研究課題/領域番号 |
17K01064
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
|
研究機関 | 立教大学 (2018-2019) 東京都市大学 (2017) |
研究代表者 |
高橋 敬子 立教大学, 社会学部, 教育研究コーディネーター (70770634)
|
研究分担者 |
佐藤 真久 東京都市大学, 環境学部, 教授 (00360800)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 気候変動教育 / 能力開発 / 地域レベル / コンピテンシー / プログラム開発 / ESD / 日本 / ドイツ / オーストリア / リーダー育成 / 学校外教育 / 科学教育 |
研究成果の概要 |
本研究は、地域の気候変動政策について持続可能性の視点から判断して発言する力や、地域で気候変動の活動に主体的に取り組む等、地域のリーダーとして活躍する人材育成を目指した気候変動に関する能力開発プログラムの開発を目指して実施した。 日本の地域温暖化防止活動推進センターでの研修内容や教育プログラムのニーズ調査の他、オーストリアでの先進事例の調査、ドイツ人研究協力者、省エネルギー研究者との協働により、地域のレベルで気候変動に対応できるための力を身につけるための能力開発プログラムを3種類開発することができた。また、上記プログラムを指導者が実施できるように、ガイドブックを作成してウェブ上で公開している。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本の気候変動教育は、気候変動問題の原因や影響、解決方法等の知識の提供が主流になっており、気候変動分野において地域のリーダーとして活躍する人材育成を目指した能力開発の視点は取り入れられていなかった。 本研究では、地域のレベルで気候変動に対応するために必要な力の獲得を目指した能力開発プログラムを3種類開発してワークショップとして実施し、参加者の意見を聞き改善を行った。また、開発したプログラムの普及を目指して、指導者向けガイドブックを作成し、ウェブ上で公開した。本研究により、日本の気候変動教育が知識の提供に留まらず、能力開発を目指したプログラムに移行することが期待される。
|