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無線技術で星空をお届け!新星座カメラWi-CANを操作して星空観察と国際交流

研究課題

研究課題/領域番号 17K01067
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 科学教育
研究機関国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

研究代表者

佐藤 毅彦  国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 教授 (10297632)

研究分担者 松本 一郎  島根大学, 学術研究院教育学系, 教授 (30335541)
上田 晴彦  秋田大学, 教育文化学部, 教授 (70272028)
林 左絵子  国立天文台, TMTプロジェクト, 准教授 (90183912)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード理科学習 / 天体分野 / インターネット / 無線技術 / 国際性 / ネットツール / コミュニケーション / 星座カメラ / Wi-Fi / 電動経緯台 / 国際交流 / 星空観察
研究成果の概要

昼間の授業中には見ることのできない星空をネットワーク経由で届ける機器i-CANを無線化し、それによる設置の柔軟性確保、さらにはそれを利用することで異なる国の児童・生徒が交流することを目指した研究を行った。ガーナのインターネット天文台、フロリダのi-CANを無線化し、台数をさらに増やすため市販の電動経緯台を採用した新ハードウェアWe-CANを製作した。日本の複数の小学校においてそれらを活用した授業、ガーナの高校において日本の子どもたちがガーナの夜空を学ぶ様子を伝えるレクチャーを実践し、単にネット経由で星空を見るにとどまらない体験を子どもたちへ与えた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

理科において重要な「実物観察」を天体分野学習でも可能にするという点でネットワーク経由の星空観察は便利であるが、本研究はそれをさらに確実にする(台数を増やし天候の影響などを受けにくくする)という点に意義がある。そして、自分たちの場所は昼間なのに夜の場所がある(そこからの星空を見ている)という実感に加え、そこにいる仲間を意識させることで「国際性を育成する」という点も次代に向けた基盤となる。こうしたネットツールへの親和力は、いま世界を揺るがせているコロナウイルスとそれ以降の社会においても必要不可欠なもののはずであり、その意味でも本研究は次代を志向しているといえる。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2020 2018 その他

すべて 学会発表 (2件) (うち招待講演 1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] ガーナ・インターネット天文台 その16年2020

    • 著者名/発表者名
      佐藤 毅彦
    • 学会等名
      武蔵野大学 宇宙教育セミナー
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] インターネットを使った「ライブ」天体観測2018

    • 著者名/発表者名
      佐藤 毅彦
    • 学会等名
      第32回天文教育研究会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [備考] 星座カメラi-CANウェブページ

    • URL

      http://melos.ted.isas.jaxa.jp/i-CAN/

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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