研究課題/領域番号 |
17K01072
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 筑波技術大学 |
研究代表者 |
三好 茂樹 筑波技術大学, 障害者高等教育研究支援センター, 教授 (80310192)
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研究分担者 |
河野 純大 筑波技術大学, 産業技術学部, 准教授 (90352567)
白澤 麻弓 筑波技術大学, 障害者高等教育研究支援センター, 准教授 (00389719)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 遠隔情報保障 / 情報保障 / 表出 / 双方向コミュニケーション / 聴覚障がい / 字幕 / 双方向 / ヒューマンインタフェース / 聴覚障がい者 / 発言 / ヒューマン・インターフェース / 聴覚障がい者のための遠隔情報保障 / 聴覚障害 / 遠隔情報保障システム |
研究成果の概要 |
聴覚障がい学生のための授業での双方向コミュニケーションの実現のために,事前のアンケート調査を行い,その結果に基づいて,遠隔情報保障システムに表出機能の追加開発を行った.また,模擬授業形式の評価実験を実施し,表出機能に関する評価を行った.その結果,「心理的負担」「速報性」「正確性」の観点からは有意差が認められなかったが,「総合的」な観点からは聴覚障がい学生が表出するための機能としての「講師にテキストを送信する機能」と「テイカーが代わりに発話する機能」間で有意差が認められた.全てのバランスを総合的に考慮して,聴覚障がい学生によって「講師にテキストを送信する機能」が好まれた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
平成28年度から施行された障害者差別解消法にて重要視されている合理的配慮でも謳われている双方向コミュニケーションの確保・実現に関しては,その研究や手段等が不十分なままである. 我々は,双方向性の確保を目標として,主にその最適な手段の提案と検証を実施し,聴覚障がい者の社会参加の一助となりたいと考え,本研究活動に取り組んだ.
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