研究課題/領域番号 |
17K01079
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 愛知教育大学 |
研究代表者 |
梅田 恭子 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (70345940)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 情報モラル教育 / 学習目標の種類 / 指導法の開発 / 情報活用能力 / 情報社会 / 情報科 / 教員養成 / 1人1台端末の活用 / ICT活用指導力の育成 / GIGAスクール構想 / 学習者用タブレットの活用 / 学習段階 / デジタル・シティズンシップ / 情報活用能力の育成 / 学習目標の種類の分析 / 著作権教育 / ICT活用指導力 / 資質・能力 / 著作権の目的の理解 / 情報モラル / カリキュラムの作成 / SNS / コミュニケーション / 著作権の判断力育成 / 社会スキルの育成 / 判断力育成 / 指導法 / 学習プロセス |
研究成果の概要 |
本研究では、学習理論を援用し、学習目標の種類に応じた情報モラル教育の指導法を開発した。まず、学習目標の種類を特定するために、過去の情報モラル実践研究の論文を2回にわたって分析した。その結果、知識理解、判断力育成などの6種類に分類できた。次に、その中で3種類を主な学習目標とする指導法を学習理論等に基づいて設計し、実践し、評価し、改善するというサイクルを繰り返しながら開発した。さらに、GIGAスクール構想により情報モラルを含む情報活用能力が、教科の学びの中でより一層育まれるものとなった。そのため、新しい情報モラル教育に向けた指導についても検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでの情報モラルの実践研究を分析し、3つの資質・能力にも対応させて、学習目標の種類や発達段階に応じてどのような目的で実践が行われているかを明らかにした。さらに、開発した情報モラル教育の指導法は、いずれも一定の効果が得られており、今後の授業実践において役立つと考えられる。 また、この研究は、申請者の所属する教員養成大学の学生や大学院生とともに行った。その後、教員となった協力者により、既に現場で実践されているものもある。さらに、教員を目指す学生とともに新しい情報モラル教育について考えており、その後の影響を考えても社会的意義が大きいといえる。
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