研究課題/領域番号 |
17K01087
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 岩手県立大学 |
研究代表者 |
松田 浩一 岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 准教授 (70325926)
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研究分担者 |
PRIMA・OKY・ DICKY 岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 准教授 (20344624)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 身体知 / 郷土芸能 / 加速度 / 角速度 / データマイニング / 和太鼓 / 技能 / 可視化 / 角速度センサ / 技能分析 / わざ / 上手さの分析 / センサ |
研究成果の概要 |
郷土芸能における「上手さ」は同一団体内でも多様であり,抽象的な表現で良さを表現することが多い.そのため,具体的に何がどのように違っているのかを説明することが難しい場合がある.本研究では,経験者へのインタビューをもとに,(1)何が違いの要因となっているのか,(2)その違いはどのようにデータ化すれば見えるのか,について,慣性センサを用いた違いの分析方法を検討した.分析結果のフィードバックにより,経験者たちが個々に考えていたことの同一性や相違性が議論となるなど,感覚量との相関を確認することができた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
郷土芸能の伝承においては,言葉やジェスチャで指導することが多く,指導側と学習側で同じ認識を持つことが難しい場合がある.また,経験者間であっても,感覚的に違いは分かるものの,具体的に何が違うのかが分からない場合がある.本研究では,身体動作における違いをどのようにデータ化すれば感覚量と一致するのか,という観点にもとづいたアプローチを行っている.加速度は,上下方向の体重移動の感覚量を表し,角速度は,緩急を意識した各関節の動きの違いを表すことが分かってきており,その見方の事例を報告している.
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