研究課題/領域番号 |
17K01089
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 熊本県立大学 |
研究代表者 |
津曲 隆 熊本県立大学, 総合管理学部, 教授 (90163881)
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研究分担者 |
中里 陽子 鹿児島大学, 総合科学域総合教育学系, 講師 (60644820)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 学生アシスタント活用 / 地域人材育成 / 地域密着型教育 / アクティブラーニング / 学生アシスタント / 教育学 |
研究成果の概要 |
近年の大学では学生に対し地域密着型教育が行われている。この教育には学生アシスタントの活用が欠かせない。本研究は、地域密着型教育における学生アシスタントの有効性と効果的活用に関する調査を行った。研究の結果、学生アシスタントは、この教育活動のアクターの中で、受講学生の能力向上に最も影響を与えていることがわかった。また学生アシスタントが高いパフォーマンスを上げるには、事前学習によって彼らに主体性を持たせること、また業務中に彼らにリフレクションの場を提供することが重要であることがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的な特色・独創的な点は次の2つである。第1は、定性的に検証されてきた学生アシスタントの活用効果を、客観的なデータ測定と統計解析によって解明したことである。第2は、学習環境としての統制が難しい地域密着型教育の教育補助者として学生アシスタントを活用し、その教育効果を定量的に測定したことである。これらの知見は、学生アシスタントを活用した地域密着型教育の設計に利用できることに加え、その他の経験学習型教育への応用も可能となる。
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