研究課題/領域番号 |
17K01090
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 目白大学 |
研究代表者 |
内山 千鶴子 目白大学, 保健医療学部, 教授 (70433670)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 言語聴覚士 / 養成教育 / ガイドライン / モデル・コア・カリキュラム / 言語聴覚士養成教育 / 教育ガイドライン / 臨床実習教育 / 日本言語聴覚士協会 / 教育学 / 教育工学 / リハビリテーション |
研究成果の概要 |
本研究の目的は言語聴覚士養成教育の教育ガイドラインとモデル・コア・カリキュラムを構築することである。この研究の独自性的な方法は養成校教員と言語聴覚士協会に所属する言語聴覚士にアンケートを実施し多くの言語聴覚士の意見を反映させることだった。研究1年目(2017年)から4年をかけて養成教育ガイドラインとモデル・コア・カリキュラム(MCC)を作成し、MCC全体としての整合性を整え、実現可能な内容かを時間数、内容等をシラバスに当てはめ検証した。 本研究で課題として生じた臨床実習の評価を全国統一することは、今後の研究課題として全国の養成校と実習施設に臨床教育に関するアンケートを行い検討する予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は言語聴覚士養成教育研究における初めての試みで、養成校教員と臨床実習指導者が協働で進めたことが独創的で学際的特徴である。社会的意義は言語聴覚士養成教育ガイドラインとMCCの完成により全国の養成教育の質が一定の水準を担保できる。それにより国家試験合格率の向上が期待でき、言語聴覚士不足の解消に寄与できる。また、教育レベルが向上し対象者に対して質の高い言語聴覚療法が提供できる。臨床実習指導者は、養成校別に指導の内容を変える必要がなく、指導内容が明確で臨床実習が円滑に進む。また、学生は何を学ぶべきか教育の目標が明確で、学習意欲を維持し、途中で目標を見失う可能性や中途退学者の減少が期待できる。
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