研究課題/領域番号 |
17K01094
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 明星大学 |
研究代表者 |
吉冨 芳正 明星大学, 教育学部, 教授 (60550845)
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研究分担者 |
村川 雅弘 甲南女子大学, 人間科学部, 教授 (50167681)
田村 知子 大阪教育大学, 連合教職実践研究科, 教授 (90435107)
石塚 等 横浜国立大学, 大学院教育学研究科, 教授 (90794214)
倉見 昇一 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 教授 (10771462)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | カリキュラムマネジメント / 教員養成 / カリキュラム開発 / 教材開発 / 教育課程論テキスト / カリキュラム・マネジメント / 教員養成段階 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、大学の教員養成段階でカリキュラムマネジメントができる力の基礎を育成するためのカリキュラム、指導方法や教材の開発を行うことである。 第一段階(2017~2019年度)では、「教育課程論」のカリキュラム、指導方法、テキストの開発を行った。第二段階(2020~2021年度)では、開発したカリキュラムやテキストを授業で使用して効果を探る実践研究を行った。2021年度のA大学の「教育課程論」の授業後にカリキュラムマネジメントの考え方を説明できるかを履修学生に問うたところ、「できる」又は「大体できる」との回答が96.6%に達し、開発したカリキュラムやテキストの効果が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果の意義は、カリキュラムマネジメントができる力の基礎の育成を結節点として、学校の教育課程や教員養成に関する教育行政上の要請と大学の教職科目「教育課程論」の研究をつなげ、カリキュラムと指導方法、教材の開発研究を一体的に進め、教員養成段階においてカリキュラムマネジメントができる力の基礎を身に付けるための効果的なカリキュラムやテキスト等を提案できたところにある。 本研究の成果が各大学で活用されることにより、教員のカリキュラムマネジメント力の向上に資すると考える。また、本研究の成果は、現職教員の研修にも活用できる。教員養成と現職研修とが相まって、カリキュラムマネジメントの充実に貢献できる。
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