研究課題/領域番号 |
17K01096
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 金沢工業大学 |
研究代表者 |
工藤 知草 金沢工業大学, 基礎教育部, 講師 (90759515)
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研究分担者 |
西 誠 金沢工業大学, 基礎教育部, 教授 (00189250)
三嶋 昭臣 金沢工業大学, 教育支援機構, 教授 (30064463)
山岡 英孝 金沢工業大学, 基礎教育部, 准教授 (10443045)
谷口 哲也 金沢工業大学, 基礎教育部, 准教授 (90625500)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ピア・インストラクション / Concept Test / 数学 / 物理 / クリッカー / 大学入学共通テスト / t検定 / データ分析 / 統計的仮説検定 / t検定 / Concept Test / データサイエンス / 実験 / 数学概念調査 / 教育学 / 教育工学 |
研究成果の概要 |
ディスカッションを中心に進められるピア・インストラクションを導入した授業を実践するために、入試改革の大学入学共通テストに適合した数学と物理のConcept Testを開発することを目的とした。当初の計画では200問の数学のConcept Testを開発する予定であったが、246問を開発した。物理分野では、測定データの分析により概念形成するConcept Testを開発した。数学のピア・インストラクションを導入した講義を2017年度と2018年度に合計37回実践してConcept Testを改善した。統計的仮説検定(t検定)によりConcept Testを定量的に分析し、理解度の向上を評価した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現行のセンター試験は、2021年1月に大学入学共通テストに移行する予定で、高校や大学では、学生同士のディスカッションにより概念形成する相互作用型授業に移行することが求められている。そこで、相互作用型授業の一つであるピア・インストラクションを導入した授業に必要なConcept Test(多岐選択肢問題)を数学と物理の分野で豊富に開発し、高校や大学で相互作用型授業に移行しやすい環境を整え、社会貢献した。特に、相互作用型授業に移行しにくい数学の分野で、合計246問のConcept Testを開発し、数学の分野における相互作用型授業の土台をつくったことは大変意義がある。
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