研究課題/領域番号 |
17K01102
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
|
研究機関 | 金城大学短期大学部 |
研究代表者 |
新井 浩 金城大学短期大学部, 美術学科, 准教授 (30331557)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 障害学習支援 / 環境音 / 臨場感フォント / 漫符 / オノマトペ / 障害学生支援 |
研究成果の概要 |
聴覚は視覚と比較すると、得られる情報量が少なく日常的に意識する機会は少ない。しかし、後方や壁の向こうなど、視野外の情報を得ることができる点はとても重要である。 本研究の目的は、環境音を視覚化するシステムを開発し、聴覚障害学生を支援することである。特に、聴覚障害者が遭遇すると思われる、危険に関する環境音に特化して取り扱う。このシステムは、8チャンネルのマイクアレイを使用して音を収集し、ロボット聴覚ソフトウェア「HARK」を使って音源の方向と距離を認識させる。またその通知には、我々が以前の研究で開発した「臨場感フォント」を使用する。臨場感フォントはマンガの手法を用いた音の表現方法である。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
このシステムにより聴覚障害学生が日常的な危険・注意に関わる場で過ごしやすくなる。本研究ではヘッドマウントディスプレイによる情報提示であったが、ARコンタクトレンズなどデバイスの発達により、より有効活用が期待できる。また副次的な成果として、文字情報に依存度の高いコミュニケーションがとられる、SNSに代表されるWEB上のやりとりにおいて、重層的な臨場感ある情報交換が可能となる。
|