研究課題/領域番号 |
17K01103
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 仙台高等専門学校 |
研究代表者 |
佐久間 実緒 仙台高等専門学校, 総合工学科, 准教授 (70515139)
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研究分担者 |
與那嶺 尚弘 沖縄工業高等専門学校, メディア情報工学科, 教授 (00259805)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 言語聴覚士 / 失語症 / 言語機能訓練 / タブレット端末 / 言語機能訓練教材 / クロスプラットフォーム / Webアプリケーション / 言語機能訓練支援システム / アプリケーション用コントローラ / 訓練成果評価システム / リハビリ教材の電子化 / Androidアプリケーション / 認知症 / 学習障害 / 教育工学 |
研究成果の概要 |
言語聴覚士が失語症者の言語機能訓練で使用する教材の準備や管理にかかる負担を軽減するために、Androidタブレット端末用の言語機能訓練教材を開発してきた。この教材は、失語症者のリハビリテーションだけでなく、認知症のリハビリテーションや学習障害児の療育用学習にも共用できる。そこで,医療や教育の現場においてもこれらの教材を活用するために、言語機能訓練教材をクロスプラットフォーム化し、アプリ操作用コントローラおよび教材作成用Webアプリケーションを開発した.また、リハビリテーションや学習の集中度合いを評価する方法として、姿勢変化や瞬きの回数、視線の動きに着目し、それらの測定システムを構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
言語機能訓練支援教材をクロスプラットフォーム化したことで、言語聴覚士などの支援実施者がリハビリテーションや学習を実施する環境に適した端末やパソコンを利用可能になった。また、言語聴覚士などのニーズを反映した教材とアプリ専用コントローラ、支援対象者に適した教材作成のための機能、リハビリテーションや学習の結果を管理する機能を開発し、支援対象者に適したリハビリテーションや学習を支援する言語機能訓練支援システムを実現した。さらに、姿勢変化、瞬きの回数、視線の動きを利用した集中度合いを測定するシステムの基礎を開発したことから、今後は、症状や障害に適した支援教材を選択する機能の開発に活用できる。
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