研究課題/領域番号 |
17K01105
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
|
研究機関 | 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所 |
研究代表者 |
山口 昌也 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 音声言語研究領域, 准教授 (30302920)
|
研究分担者 |
森 篤嗣 京都外国語大学, 外国語学部, 教授 (30407209)
北村 雅則 南山大学, 国際教養学部, 准教授 (50455424)
柳田 直美 一橋大学, 森有礼高等教育国際流動化機構, 准教授 (60635291)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | ビデオアノテーション / 振り返り / プレゼンテーション練習 / ディスカッション練習 / 教師教育 / 学習者による観察 / 観察支援システム / 観察 / 分散協調教育システム / 教育工学 / 学習支援システム / ビデオアノテーションシステム / 模擬授業 |
研究成果の概要 |
大学などの高等教育では,ディスカッション練習などの協同型の実習活動が行われている。本研究の目的は,練習後の振り返り活動を,ビデオアノテーションを用いて支援する手法を確立することである。従来からビデオアノテーションに基づく振り返り支援手法は提案されているが,主として,ビデオとアノテーションの共有に焦点が当てられてきた。本研究では,グループでの振り返り時の認識共有の支援手法,グループでの振り返り後の自己評価を支援する手法を新たに考案した。さらに,これらを授業に導入するための四つの実践プログラムを開発・実践し,考案した手法の有効性を検証した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で対象としている協同型の実習活動は,一般的に「準備・練習・観察・振り返り」のプロセスを経て行われ,これを複数回実施することにより,学習者の実技が改善される。今回本研究で扱った,グループでの振り返り時の認識共有,グループでの振り返り後の自己評価に対する支援は,振り返りのプロセスを改善する手法として位置づけられる。振り返りのプロセスを改善することは,自分の実技の問題点を把握するのに役立ち,これは,次回の練習の準備,ひいては,実技の改善にもつながる。
|