研究課題/領域番号 |
17K01113
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
奥村 暢旦 新潟大学, 医歯学系, 講師 (90547605)
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研究分担者 |
藤井 規孝 新潟大学, 医歯学系, 教授 (90313527)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | モーションキャプチャ / 動画教材 / 教育システム / 印象採得 / 臨床技術 / 臨床経験 / 動作解析 / 画像教材 / 歯学 / 臨床教育 / 教育ツール |
研究成果の概要 |
歯科医師に必要な診療技術には、経験を積むことで得られる要素が存在する。削った歯に冠を被せる修復治療の際に、型を採って模型を製作する必要が生じるが、この型採りもその要素の一つとされている。短時間でミスなく器具を操作する必要があるが、重要なポイントは言葉では伝わりにくく、熟練者の動きを目で見てまねて徐々に技術を習得している現実がある。本研究ではこのポイントをモーションキャプチャにより可視化して示すことで、経験の浅い歯科医師の診療技術向上の可能性が示唆されたことが最大の成果であると考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で用いた教育システムにより、経験の浅い歯科医師が経験豊富な歯科医師の診療技術を疑似体験することで、臨床経験の差を補完できる可能性が示された。この教育システムを応用すれば、大学病院などの教育機関に属していなくても、現状より効果的な教育を多くの歯科医師が受けることが可能となり、患者である国民にとって多大な効果が期待できる。また、本教育システムは歯科に限らず医科など様々な分野に応用可能であるため、今後より広く社会に貢献できるものと考えられる。
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