研究課題/領域番号 |
17K01124
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
須曽野 仁志 三重大学, 教育学部, 教授 (50293767)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | アクティブラーニング / 教員研修 / eラーニング / マルチメディアラーニング / 構成主義 / 教師教育 |
研究成果の概要 |
本研究では、現職教員及び大学生を対象とし、教員がアクティブラーニングの基礎・内容・技法について学べるeラーニングコースとビデオ教材を開発した。実際に、学校現場でのアクティブラーニングの現状と教師教育について検討し、アクティブラーニングで基礎となる学習理論と知見を整理した。その後、構成主義、活動理論、マルチメディアラーニング、ARCS動機づけモデル等を学べる動画や、アクティブラーニングで活用できる手法として、デジタルストーリーテリング、ショートムービー等について学べる動画とコースを作成した。小学校英語やスクラッチプログラミング等、現代的な教育課題に結びつける教材は教員にとって有用なものとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
開発したコースは、教員の立場からアクティブラーニングの基礎や技法、学習者の立場からの教材やそれに関すること両面を学べるよう設計した。現在、我が国の学校教育ではアクティブラーニングが最重要課題となっており、本研究は「アクティブラーニングの方法や内容を本格的に学びたい」という教員の要望に合致したものであり、現職教員や教員を目指す大学生が個別にeラーニングで学べるようにした。学習理論の面では、教育工学研究分野で注目されているものを精選し、それを小・中学校での実践と結びつけた。また、教員が学習成果をまとめ発信する手法や現代的な課題であるプログラミング学習等について学べる点に意義がある。
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