研究課題/領域番号 |
17K01129
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 鳴門教育大学 |
研究代表者 |
森 康彦 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 特命准教授 (60758324)
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研究分担者 |
木下 光二 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (40509634)
藤原 伸彦 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (60333564)
若井 ゆかり 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (20805478)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | Reask / マイクロティーチング / 授業力 / 教師教育 / 子供理解 / Reaskモデル / 授業実践力 / 問い返し / 子どもの発話 |
研究成果の概要 |
本研究では子供主体の授業をめざすReaskモデルを用いたマイクロティーチングの開発と、その効果検証を行った。N大学学部生・教職大学院生に対しReaskモデルの教示及びマイクロティーチングを実施した。教示前後のマイクロティーチング及びインターンシップでの授業実践について分析したところ,教示後の授業において子供の発話回数,発話者数に増加が見られ,発話の連続性の伸びも見られた。子供の考えの受容を基調としているReaskモデルが授業に受容的な雰囲気を生み,子供の発話が促進されたと考えられる。今後,マニュアルの活用によるマイクロティーチングの実施を通して学生の授業力向上に寄与することが期待できる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学習指導要領の改訂により「主体的・対話的で深い学び」,いわゆるアクティブラーニングが重視されることとなった。子供の学びが活性化するためには学習内容が子供にとって学ぶ上で意味あるものになる必要がある。Reaskは,学習内容に関わって子供の経験を引き出し,共有し合うことで,学習に対する意欲を高めていける。また,Reaskモデルがベースにしている子供の考えの受容は,教室に受容的な雰囲気をもたらし,話し合いを活性化させる。また,Reaskすることによって子供理解を図り,子供理解を進めつつ授業づくりを行うという発想は、アクティブラーニングを進めていく上で重要な視点となると考えられる。
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