研究課題/領域番号 |
17K01144
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 放送大学 |
研究代表者 |
青木 久美子 放送大学, 教養学部, 教授 (90392290)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | コンピテンシーに基づく教育 / オンライン教育 / 遠隔教育 / オンライン学習 / 自律的学習 / 高等教育 / デジタルバッジ / MOOC / オープンエデュケーション / デジタルクレデンシャル / ルーブリック / ブロックチェーン / 直接評価 / 大学教育 / アセスメント |
研究成果の概要 |
コンピテンシーに基づく教育(Competency-Based Education、CBE)は、定められたコンピテンシー、即ち、知識、技能や態度といったものを、個々の学習者にあった方法やペースで修得させ、それを認定するものである。米国でコンピテンシーに基づく教育を実施している大学は、期間による学費設定を行っている。また、CBEのプログラムは、コンピテンシーの定義と評価をメインとするため、教材は既存のものを活用することが多く、学習者が自律的に学習を進められるようにサポートする支援制度に力を入れていることがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の特色としては、コンピテンシーに基づく教育(CBE)といった従来の大学教育の考え方とは異なった教育プログラム実践を、教育学的観点から、実施体制・教材提供・学習支援・評価手法を調査し、更に、教育工学的観点から、CBEプログラムの実践を可能とするプラットフォームやツールの活用に関しても、包括的に調査したところにある。コロナ禍の影響により、日本の教育も根本的な再考を求められている中、CBEのような革新的な教育方法が取り入られることが期待される。
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