研究課題/領域番号 |
17K01147
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
佐々木 茂 帝京大学, 理工学部, 教授 (70328087)
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研究分担者 |
高井 久美子 帝京大学, 理工学部, 講師 (00527682)
渡辺 博芳 帝京大学, 理工学部, 教授 (40240519)
古川 文人 帝京大学, 理工学部, 准教授 (50407889)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 反転授業 / 事前学習 / 講義コンテンツ / インタラクティブ / 学習記録 |
研究成果の概要 |
本研究では,反転授業において事前学習の講義ビデオに代わり,学生のインタラクションにより閲覧を進める仕組みを備えた,事前学習のための講義コンテンツの方式を提案し,そのためのコンテンツおよびコンテンツ閲覧アプリの開発を行なった.提案する事前学習コンテンツでは,学生はスライドと音声を組み合わせたページを自分のペースで読み進める.途中で基礎的な説明や発展的な説明を選択して学習することができる.これに加えて説明する教員の代わりのアバターや,説明音声のテキストを表示する機能についても試作を行なった.また学生の閲覧状況をページごとに記録することにより,学習状況の詳細な把握も可能とした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
事前学習コンテンツ作成において,教員は講義ビデオのレベルを変えることが難しい.本研究では,基礎的な説明や,発展的な話題を加えることにより,学習コンテンツの流れが枝分かれする,学習者が理解度に応じた学習を進めることができる.これにより,わからない学生と物足りない学生の双方に対応することが可能となる.また,ページごとの閲覧状況が記録され閲覧時間も推測できることから,学習状況の総括的な把握も可能となる.本手法により,さまざまな背景を持つ学習者に対応したコンテンツの開発が可能となるものと考えられる.
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