研究課題/領域番号 |
17K01148
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 嘉悦大学 |
研究代表者 |
北垣 郁雄 嘉悦大学, 経営経済研究所, 客員教授 (20016679)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 大学情報処理 / 情報の可視化 / グローバル化 / 国際化 / 教育モデル / 大学情報 / 可視化 / 教育工学 |
研究成果の概要 |
大学における教育研究情報の可視化の工夫を行った。 第一の可視化は、研究情報である。そこでは、研究活動の国際化を著者に外国人を含むこと、グローバル化を英語化論文であることとみなした。そして、国際化とグローバル化を統合したグローナル化という概念を提案し、その視点で研究者の比較や研究論文の特徴づけを行った。第二の可視化は、研究のイノベーションに関する。そこでは、イグノーベル賞を分析の対象とし、その成果の国際比較から経時的な特徴をつかんだ。第三の可視化は、キャリア形成に関する教育モデルの可視化である。人間を樹木に見立てて教材論理を開発することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
3つの事例を通して、可視化の重要性を大学教育研究情報で示すことができた。 第一は、研究論文の属性を可視化したことである。これにより、我が国の学術の国際化やグローバル化に関する比較をより容易にすることができた。第二は、研究イノベーションに関する。イグノーベル賞という特殊な事例ではあるが、国別の賞の取得率を経時的に可視化することができ、わが国がイノベーションで画期的な成果を挙げていることを明らかにした。第三は、教育モデルの可視化である。人間の成長を樹木の生長に見立てることにより、一つの教材論理を開発することができた。 以上の研究成果は、大学教育研究情報の可視化を通して大学改革に資すると考えられる。
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