研究課題/領域番号 |
17K01154
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 南山大学 |
研究代表者 |
蜂巣 吉成 南山大学, 理工学部, 教授 (30319298)
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研究分担者 |
吉田 敦 南山大学, 国際教養学部, 教授 (50283495)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | プログラミング学習 / WebIDE / ポートフォリオ / プログラミング・ポートフォリオ / プログラミング教育 / Web統合開発環境 |
研究成果の概要 |
初学者が学びやすく、実践的なスキルも獲得できるWeb統合プログラミング学習環境を実現し、学習者のプログラミング・プロセスを分析する研究を行った。初学者にわかりやすいWebに適した入出力ライブラリ関数の設計・実現、および、マイクロマウスシミュレータを用いた学習教材を提案した。実践的スキルを獲得のためにプルーフリーダを提案した。学習者のプログラムの編集過程から、正解への近づき度合いを表す進捗度と単位時間あたりに変化したソースコード文字数を活動度を定義し、進捗度を横軸、活動度を縦軸とした平面上に学習者のプログラミング状況を時間毎にプロットしてグラフで表し、学習者のプロセスを分析する方法を考察した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
社会的にプログラミングの重要度が増す中で、本研究で提案したWeb統合プログラミング学習環境により、スマートフォンなどに慣れ親しんだ世代の学習障壁を下げて、理解しやすく、実践的なスキルも獲得できるようなプログラミング教育が可能になる。大学等では教員やTA数人で何十人もの学習者の指導にあたることが多いが、学習者の進捗状況の把握が難しい。本研究で提案した進捗度と活動度の観点から学習者の状況がある程度わかるので、教員による支援が必要な学習者を効率的に発見することができる。さらに多くの学習者のデータが集まれば、学習者のプログラミング言語の概念に対する理解度も分析できるようになると考えている。
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