研究課題/領域番号 |
17K01169
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 高知工業高等専門学校 |
研究代表者 |
高田 拓 高知工業高等専門学校, ソーシャルデザイン工学科, 准教授 (80455469)
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研究分担者 |
北村 健太郎 徳山工業高等専門学校, 機械電気工学科, 教授 (60380549)
徳光 政弘 (徳光政弘) 米子工業高等専門学校, 電子制御工学科, 准教授 (60713930)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | CubeSat / 人工衛星 / 缶サット / モデルロケット / 遠隔実習講座 / 工学教育 / 宇宙人材教育 / モデルCubeSat / 人工衛星開発 / 成層圏気球 / 衛星通信・放送 / 科学教育 |
研究成果の概要 |
本研究では,人工衛星へつながる安価な自立型観測装置キットを開発し,高等専門学校の学生を対象とした製作講座を実施した.具体的には,初心者向けの缶サット,缶サット搭載型のモデルロケット,缶サット機能を拡張した1UのモデルCubeSat,ミッションを自由に組み込める2UのモデルCubeSatなど,製作レベルの異なる複数の装置キットを開発した.装置キットを利用した講座設計に関しては,毎年改良を加えていくことで,より教育的効果の高い設計に調整してきた.最終的に,複数のタイプの自立型観測装置キットを開発することができ,開発した観測装置を利用した講座実践が行うことができ,学生への教育効果についても評価した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
缶サットや気球搭載観測装置,CubeSatなどに関して,主要機能を共通化することで,機能の追加により容易に次の段階の観測装置へ発展させることができる.共通の機構をもちながら,対象学生や製作期間によって,達成目標を調整することができる.キットを利用した講座・実験を毎年,実施することで,キットやマニュアルの使い勝手を向上させることができる.また,キットを利用することで,製作期間を抑え,ミッションの考案・検討などに時間をかけられる.機能やセンサ類の取り替え(選択)ができるため,チームによるプロジェクト型学習では,各チームが自分たちのプロジェクトに沿った特徴的な観測器を製作することができる.
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