研究課題/領域番号 |
17K01171
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学社会学・科学技術史
|
研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
神里 達博 千葉大学, 大学院国際学術研究院, 教授 (10508170)
|
研究分担者 |
細野 光章 岐阜大学, 高等研究院, 教授 (30525960)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | ELSI / 情報技術 / 生命科学 / STS / テクノロジーアセスメント / リスク / ブロックチェーン / 情報工学 / テクノロジー・アセスメント / COVID-19 / IT / フィンテック / TA / ELSI |
研究成果の概要 |
本研究では、情報技術(IT)と生命科学の境界領域を題材に、学際的研究におけるELSI的議論のためのフレームワークを構築することを目的として検討を行い、大きく二つの成果が得られた。一つは、境界領域における参加型テクノロジー・アセスメント(pTA)を行うための新しい方法論として、「二段階参加型TAモデル」を新たに構想したことである。もう一つは、本研究を進める上で副次的に扱うこととなった、今日的なELSI的課題としての、ブロックチェーン(Blockchain)技術についての検討である。これはITと経済の境界領域における新技術であり、本検討結果は、単著本として出版することができた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって、学術的意義としては、複数の学問領域が関係する際の参加型テクノロジーアセスメントの実践方法として、"Participatory technology assessment(TA) in a two-stage model"(二段階参加型TAモデル)を新たに構想するに至った。さらに、新興技術である"Blockchain"技術について、先駆的なELSI的検討を行い、その成果を一般の人々も入手しやすい新書の形態で出版することにより、研究成果をリアルタイムで社会に還元することができた。
|