研究課題/領域番号 |
17K01173
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学社会学・科学技術史
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
調 麻佐志 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 教授 (00273061)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 大学ランキング / 数値の独り歩き / 研究評価 / SNS / 科学計量学 / ランキング作成目的 / 数字の独り歩き / 大学観 / 科学技術社会論 |
研究成果の概要 |
本研究は世界大学ランキングを例に計量の意味が社会的に構成される様を観察し、数値が独り歩きする過程を理解するのを目的とした。そのため、文献調査、インタビュー、SNS・新聞などを分析した。新聞から、当初教育との関係を中心に語られたのが研究中心へと変わり、その後グローバル化が焦点となるという変遷が確認された。さらに、国内大学の順位低下に伴い「アジアのライバル」が主要な話題となったことも明らかになった。SNSの分析などから、大学ランキングの数字は確かに独り歩きするとはいえ、その解釈が自動的に流布するのではなく、それを見る側がそれぞれの関心に基づいて解釈することにより意味が流通する様が明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究において世界大学ランキングを事例として分析することによって、計量の意味、すなわち世界大学ランキング(の数値の意味)が社会的に構成されていく様子の一端が明らかになった。すなわち、人々(やメディア)は数値がどのように生み出されるかについては意識を向けないまま、自らの関心に基づいて数値を解釈しそれを流通させていくことが確認された。
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