研究課題/領域番号 |
17K01186
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学社会学・科学技術史
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研究機関 | 大阪経済法科大学 |
研究代表者 |
永平 幸雄 大阪経済法科大学, 公私立大学の部局等, 教授 (20122195)
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研究分担者 |
小長谷 大介 龍谷大学, 経営学部, 教授 (70331999)
塩瀬 隆之 京都大学, 総合博物館, 准教授 (90332759)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 物理学史 / 科学機器 / 史料 / 物理教育史 / 科学史 / 実験機器 / 物理学 / 再現実験 |
研究成果の概要 |
三高四高由来の物理教育用歴史的実験機器中から、ヘリオスタットと友田式スペクトル投影装置、アトウッド落下試験器、ダルソンバール検流計を研究対象として選び、それら実験機器を軸にして3テーマの物理教育史研究を遂行した。その結果、機器の外観/内部調査に基づく史料情報と文献研究を組み合わせた物理教育史研究と、3件のテーマの再現実験による機器動作知識を統合した物理教育史研究を行うことができた。再現実験については動画撮影を行い、物理教育史研究に活用できる資料とした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
物理学の学習において物理実験の重要性は言うに待たない。この物理実験が歴史的にどのような発展をたどってきたかの解明は、今後の物理実験発展の方向を探るうえで重要である。旧制高校の三高四高由来の歴史的実験機器そのものを用いての再現実験から得られる動作知識に、機器に関する文献研究を加えて物理教育実験の歴史をたどることを本研究(講義実験2件、生徒実験1件)で行った。物理教育史研究に新しい方法を示したと考えている。
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