研究課題/領域番号 |
17K01202
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化財科学・博物館学
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研究機関 | 九州女子大学 |
研究代表者 |
城 佳世 九州女子大学, 人間科学部, 准教授 (40722731)
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研究分担者 |
田中 健次 茨城大学, 教育学部, 教授 (10274565)
津田 正之 国立音楽大学, 音楽学部, 教授 (10315450)
門脇 早聴子 茨城大学, 教育学部, 助教 (40747664)
峯岸 由治 関西学院大学, 教育学部, 教授 (60546828)
石垣 悟 東京家政学院大学, 現代生活学部, 准教授 (40373477)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 民俗芸能 / 文化財保護行政 / 継承モデル / 伝承 / 伝承モデル / 教育モデル / デジタル教材 |
研究成果の概要 |
第一に、民俗芸能における口唱歌について、教材としての有効性を明らかにしたことである。したことである。第二に民俗芸能について、文化財保護行政と地域、学校教育関係者が連携して報告書を作成する重要性を示唆したことである。第三に、学校教育で文化財保護行政の報告書の活用にあたっては、報告書に掲載された芸能が正典化されることがないよう配慮する必要性があることを明らかににしたことである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究において、口唱歌が消失の危機にあることが明らかになった。民俗芸能の保存にあたっては、単に芸能を継承するのみではなく、継承の方法も含めて保存することが重要である。また、学校教育でおこなわれる民俗芸能の学習が、地域の継承にも寄与できることも明らかになった。文化財保護行政、地域、学校教育が連携し、民俗芸能の教材化を図ることは、民俗芸能保存の観点からも大きな意義がある。
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