研究課題/領域番号 |
17K01211
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化財科学・博物館学
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研究機関 | 明治大学 (2018-2019) 和洋女子大学 (2017) |
研究代表者 |
駒見 和夫 明治大学, 文学部, 専任教授 (20225577)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 博物館インクルーシブ教育 / ユニバーサル・ミュージアム / 博学連携 / 博物館出前講座 / 博物館教育 / 特別支援教育 / ソーシャル・インクルージョン / インクルーシブ教育支援 / インクルーシブミュージアム / 博物館教育学 / 特別支援教育支援 |
研究成果の概要 |
特別支援学校の教員へのアンケート調査から、特別支援学校による博物館学習の低調さと、知的特別支援の児童生徒が博物館利用者として想定されていないとする意識を明らかにし、出前講座と体験型のICT学習ツールの有効なあり方を捉えた。 この結果と博物館の実態調査をもとに、特別支援学校へのアウトリーチプログラムとe-ラーニングコンテンツを作成して8回の博物館出前講座を実践し、その検証から博物館におけるインクルーシブ教育のモデルを構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今日求められる共生社会のなかで、また生涯学習体制の整備の点からも、博物館活動の新たな視点と指針を明らかにすることができた。これは障害のある子どもたちを博物館活動に招き入れるモデルケースとなり、具体的方策を博物館と特別支援学校教育の両者に提供することができる。博物館は、特別支援学校への適切な学習支援を実施することで公教育機関の役割を高め、特別支援学校では、児童生徒の博物館学習への取り組みにより自立と社会参加の推進となる。
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