研究課題/領域番号 |
17K01216
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化財科学・博物館学
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研究機関 | 独立行政法人国立科学博物館 |
研究代表者 |
有田 寛之 独立行政法人国立科学博物館, 経営管理部, 副課長 (70342938)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 博物館情報学 / 科学リテラシー / 三次元デジタルデータ |
研究成果の概要 |
本研究では、博物館が資料の収集・保存や調査研究の過程で得た三次元デジタルデータを展示や学習プログラムで活用することにより、博物館活動への人々の理解を促進する手法を開発することを目指し、遠隔地からのライブ配信と3Dデータのプレゼンテーションを組み合わせた手法を開発した。博物館における標本資料を用いた研究活動、あるいはそこに関わる者に対する新たな興味関心を高めることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
博物館は実物資料を収集し、その資料を展示や教育活動へ応用する活動が基本となる。そのため、博物館に来館した人しか学習資源にアクセスできないという制約があった。資料をデジタルスキャンすることにより得られる三次元デジタルデータを活用することで、オンラインの講演会でのプレゼンテーションや遠隔地で3Dプリントを使うという選択肢が広がり、新型コロナウイルス感染症をふまえた新しい生活様式に対応した博物館活動に視することが可能となる。
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