研究課題/領域番号 |
17K01230
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地理学
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研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
菊地 俊夫 東京都立大学, 都市環境科学研究科, 客員教授 (50169827)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | フードツーリズム / 農村再生 / 農村活性化 / 地域システム / 重層構造 / コンプレックス / コラボレーション / 広域化 / フードツーリズムコンプレックス / 農村振興 / 連坦構造 / 持続性 / ビールツーリズム / ワインツーリズム / 「農」資源 / 地域資源 / 近郊農村 / 遠郊農村 / 農空間 / 食空間 / 農村空間 / 商品化 / スローフード / 農村生活 / 農村コミュニティ / ルーラリティ / 農資源 / 農業空間 / 余暇空間 / 安全安心な食 / 都市住民 / 大都市近郊 / 大都市近郊外縁部 / 大都市遠郊 / 空間構造 / ガストロノミー / 農村景観 |
研究成果の概要 |
フードツーリズムが農村の再生や活性化に確実にするために、本研究は新たな3つの地域システムを考案した。第1の地域システムは、フードツーリズムのポイントや空間を動線によって結びつけ、フードツーリズムのコンプレックスを構築するものである。第2の地域システムは、フードツーリズムのコンプレックスにフードツーリズム以外の地域資源を加えるもので、そのシステムは地域全体を対象とするものになる。第3の地域システムは、地域システムの範囲が周辺地域に及ぶようになり、地域システムは広域的に発展する。最終的には、農村の活性化や再生の地域システムは第1の地域システムから第2のものに、そして第3のものに進化する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
フードツーリズムのフレームワークに基づく農村の再生や活性化の地域システムは、地域の環境や資源の総合的利用や適正利用が有効でありことを実証的に明らかにするとともに、従来の研究で一般化されずにいた農村の再生発展段や活性化のレベルを明らかにしたことに学術的な意義がある。さらに、フードツーリズムのコンプレックスやそれらと多様な地域資源を組み合わせるコラボレーション、およびフードツーリズムの地域連携や広域化などが実際の農村の再生や活性化に適用できる地域システムになっており、本研究の成果の社会的意義も大きい。
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