研究課題/領域番号 |
17K01231
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地理学
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研究機関 | 福岡女子大学 |
研究代表者 |
湯田 ミノリ 福岡女子大学, 国際文理学部, 准教授 (60625531)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 地理教育 / STEM教育 / 教育カリキュラム / フィンランド / カリキュラム |
研究成果の概要 |
地理が自然科学科目とされるフィンランドでは、小学校では自然科学系科目が融合した「環境」、中学校・高等学校では「地理」の科目において地理教育が行われており、地理の教育内容や実際の授業にSTEM的な学びとスキルの要素が含まれている。そして「生物」の教育においても、地理の知識とスキルを生かした教育が行われている。地理とSTEM分野を組み合わせた教育は、カリキュラム、教材と教員養成教育の連携により可能になっている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
フィンランドの地理教育について、カリキュラムの内容や学校で行われている実際の授業、教員養成制度と大学での教育についての新しい情報を共有し、地理教育でSTEM要素を取り入れた事例や、地理教育が児童・生徒にもたらす知識やスキルを他のSTEM分野で取り入れた教育実践した事例を伝えることで、地理のみならず様々な分野の教育関係者に、地理の教科としての重要性と汎用性を示す機会となる点において、社会的意義があると言えよう。
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