研究課題/領域番号 |
17K01242
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 城西国際大学 (2019) 北海道大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
鈴木 広人 城西国際大学, 経営情報学部, 准教授 (10434375)
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研究分担者 |
後藤 允 北海道大学, 経済学研究院, 准教授 (30434286)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | マーケティング / 消費者購買行動 / 動的 / 家庭内在庫 / 学習 / 忘却 / 消費者行動 / 意思決定 / 動学的離散選択 / 消費者購買行動モデル / リアルオプション・アプローチ |
研究成果の概要 |
本研究では,リアルオプション・アプローチを応用した,新たな消費者購買行動モデルを構築した.平成29年度には数値実験を用い安定的なパラメータ推定法を確立し,平成30年度には実データを用いた実証と消費者の家庭内在庫を推定するモデルの開発,平成31年度には消費者の異質性を考慮するため,製品品質に対する学習,忘却効果の推定法を開発した.本研究により,個の消費者に対する効果的な価格プロモーション戦略策定に有用な示唆を与えることが可能となる.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発した動的な消費者購買行動モデルは,不確実性下での不可逆な意思決定問題に適用されるリアルオプション・アプローチを用いていることから,消費者購買行動との親和性が高く,マーケティング・サイエンス領域において新たな分析アプローチの基盤になりうる.さらには,本研究により適切な価格プロモーションの実施タイミング・頻度が明らかになることから,実社会のビッグデータ解析によるマーケティング戦略策定に活用でき,熾烈を極める小売業界に対する貢献が見込まれる.
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