研究課題/領域番号 |
17K01246
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
宮代 隆平 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (50376860)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | OR / 整数計画法 / 数理計画法 / アルゴリズム / 最適化 / 数理計画 |
研究成果の概要 |
数式で表された最適化問題の中には,式が非線形で,かつ変数の取りうる値が整数値しか許されないような離散最適化問題と呼ばれる種類の問題がある.この種の問題は近年,機械学習などの分野でよく表れ,現実的にも重要な問題とされている. 本研究では,非凸な目的関数を持つ離散最適化問題をより高速に解くためのアルゴリズムを,整数計画法と呼ばれる手法を応用して開発した.その結果として,特に機械学習・統計学の分野で重要とされる特徴選択を扱う問題に対し,従来の研究より高速かつ高精度に解を求めることに成功した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
社会的に解きたい問題には,複数のものからいくつかのものを選択する際に,最もよい選び方を決めたいという形式のものが多い.ただしこの種の問題は,現在の解き方では高性能なコンピュータを用いても計算に多大な時間がかかるものが大部分である.本研究では,そのような問題のうち特定の形式の問題について,より高速に解くための方法を開発した.研究成果を応用することにより,例えば機械学習という分野で扱われる「特徴選択」と呼ばれるような問題がより高速に解けるようになることが期待できる.
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