研究課題/領域番号 |
17K01254
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
西原 理 大阪大学, 経済学研究科, 准教授 (20456940)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ファイナンス / 金融工学 / コーポレートファイナンス |
研究成果の概要 |
本研究では、ベンチャー、事業拡大、事業縮小という3段階における企業活動を確率的・動学的なモデルに定式化し、理論モデルを数理的に分析した。これによって、先行研究では知られていなかった多くの理論メカニズム(非対称情報の資産売却・倒産への影響、技術・市場価値・競合企業の不確実性の研究開発投資への影響等)を解明することができた。多数の国内外の学会等で、得られた研究成果を口頭発表し、合計9本の論文が、国際的な査読付きジャーナルに掲載された。多くの研究結果が、国際的にインパクトのある重要な結果と判断され、レベルの高い著名なジャーナルに掲載された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
企業の実物投資・資金調達行動等の理論に関して、以前は静学的なモデルで分析されてきたが、近年では動学的な確率モデルによる分析が主流になりつつある。本研究で行った動学的な確率モデルによる企業活動の理論の研究は、近年の経済・金融分野の最先端の研究テーマの一つであり、学術的意義が非常に大きい。実際、多くの研究成果が、国際的にレベルの高い著名なジャーナルに掲載された。また、現代社会は、急速に変化し、将来の不確実性も増している。このような変化に対応する企業のダイナミックな行動に関する理論メカニズムを明らかにすることは、社会的意義も大きい。
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