研究課題/領域番号 |
17K01259
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
山本 久志 首都大学東京, システムデザイン研究科, 教授 (60231677)
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研究分担者 |
肖 霄 首都大学東京, システムデザイン研究科, 助教 (30707477)
秋葉 知昭 千葉工業大学, 社会システム科学部, 教授 (60505767)
新行内 康慈 十文字学園女子大学, 人間生活学部, 教授 (90267774)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 信頼度 / 多状態システム / 連続型-k-システム / 最適配置問題 / consecutive k-system / 信頼度計算 / 最適配置 / 最適保全方策 / 基準システム / 連続型 k システム / ネットワークシステム / 最適設計 / システム性能評価 |
研究成果の概要 |
大規模化で複雑化な多状態システムの最適設計問題の解法の提案を目指して, ①2状態連続型k-システムについて、システム特性を利用し効率的な信頼度算出方法及び最適配置問題解法の提案,②2次元連続型k-システムに対して、新たな上下限値の提案及びn、m、rとsを同時に大きくすることにより得られる極限定理を提案し, 信頼度の新たな近似式導出手順を提案,③多状態連続型 k-out-of-n:F systemに対して,ある状態以上となる確率を最大とすることを目的に,一部の多状態連続型k-out-of-n:F systemに対して (条件付き)不変な最適配置の条件を導出した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題の学術的特色は,① 多状態システムの最適配置問題を新たに提案し,② 多状態システムの最適配置の存在範囲や不変な最適配置の存在条件を一部のシステムに対して明らかし,従来は困難とされてきた多状態システムに対する最適配置探索方法を(一部のシステムに対してではあるが)提案したことにある. 社会的意義は,現実のシステムを忠実にモデル化可能である多状態システムに対して,効率的な解法が存在しなかった最適配置問題の解法を新規提案したことにより,複雑なシステムについて,従来よりも正確な設計指針の提案が可能になることにある.
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