研究課題/領域番号 |
17K01271
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
|
研究機関 | 青山学院大学 (2019) 東京理科大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
小林 和博 青山学院大学, 理工学部, 准教授 (00450677)
|
研究分担者 |
田中 未来 統計数理研究所, 数理・推論研究系, 助教 (40737053)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 数理最適化 / ロジスティクス / 船舶海洋工学 / 高性能計算 / 海上輸送 / 数理工学 |
研究成果の概要 |
消費燃料を最小化するための航路計画を作成する数理最適化モデルを開発し,その解を導出するための計算手法を開発した。その際に,燃料消費の特性が異なる様々な船種に対応するために,非線形な燃料消費量モデルを取り入れることを可能にした.さらに,この航路計画作成手法を,船隊全体の効率的な運用を実現する船舶スケジューリングモデルと融合する手法を開発した.これにより,船隊内の各船舶の効率的な運用と,個別の航海における環境負荷の低減を同時に行うことが可能となる.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
海上での物資輸送における重要な意思決定として,船舶スケジューリングと航路計画が挙げられる.これらの問題は,海上で物資を輸送する複数の船舶を効率的に運用するためのものである.このスケジューリング・計画として良いものができれば,船舶運航による環境負荷を低減できると同時に,船隊として輸送能力を高く保つことができる。本研究では,数理最適化モデルを用いてこのための方法を開発した.
|