研究課題/領域番号 |
17K01306
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
大橋 正和 中央大学, 政策文化総合研究所, 客員研究員 (90160598)
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研究分担者 |
堀 眞由美 中央大学, 国際経営学部, 教授 (90259036)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ブロックチェーン / 時刻認証 / 適応型分散協調ワーク / CXコントラクトエックスチェンジ / レーヤー化 / ブロック結合 / 分散協調ワーク / レイヤー化 / 原本性の証明 / セキュリティ / 認証技術 / 真正性 / Blockchain / Authentication / Adaptive Learning / Knowledge / Time Stamp / Adaptive認証 / ローミング / リアルタイム |
研究成果の概要 |
ブロックチェーンは第三者機関を必要としない非可逆的な取引の実現等デジタル革命次世代技術の本命と言われている。様々な分野への適用が可能であるといわれているが、その発展を阻害する課題として・新ブロック生成に時間がかかる・単位時間あたりのトランザクション件数が限られる・ブロックチェーンを応用した実ビジネスでの運用手法等が確立していない等が挙げられている。本研究では、著者らが研究してきたAdaptiveな時刻認証技術とID認証における拡張プロトコルを応用することにより分散型で安全・安心にデータ等をトランスファーする方法としてのブロックチェーンの様々な課題を解決する方法を研究した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究に より真正性の保証されたコンテンツの移動や取引が可能になるだけでなく、二重支払の防止やデ ータのトレーサビリティ、改ざんが困難な透明性の高い取引やデータマネジメントが可能であり、悪意を持つユーザがいてもエコシステムが安定維持されるなどの機能が、分散型で実現可能となった。さらに、分散システムでの本人証明、本人確認、権利の証明が可能になった。従来は、電子署名と時刻認証の組み合わせで独立に実現していた文書やデータ、コンテンツの真正性の証明に関して契約条件、履行内容、各種手続き、業務のプロセス等のトレーサビリティが記録可能となった。
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